翌日、ついに試合が始まります(試合と練習風景です)。
昨夜のフレンドリーな雰囲気から一転し会場内には張り詰めた雰囲気が充満します。




日本でスコアラーはボード付近には居ませんが、海外では殆どボードの横に立っています。
(画像でボード横にオフィシャルが立っていれば試合をしています)。
また、試合は全てシングル・ゲームで構成されています。
チーム戦なら各4名、ダブルスならば2名がシングル・ゲームを行いポイントで勝敗が決まります。



右上の画像は強豪ノルウェーです。
チーム戦では8−8のタイブレークまでもつれ、代表選手による決戦となりました。

上田オフィシャルマネジャーは代表に青木選手を選び見事勝利!
日本はワールドカップで過去を含めチーム戦最高位であるベスト8なりました。

後日、オフィシャル・マネジャーの上田氏から聞いた話です。
オフィシャル・マネジャーは日本代表の総監督ですから、
タイブレークとなった場合代表選手を1名選択しなければいなりません。
男子代表4人の試合をすべて思い起こし、その時1番調子が上向きな選手を
自分の判断のみで決めるので、
勝敗を左右するタイブレークでは選手以上?の
凄まじいプレッシャーに襲われるそうです。

また、選ばれた青木選手もその期待に充分応え、国同士の名誉を懸けた凄まじい
プレッシャーを物ともせず激戦にピリオドを打ちました(凄いゲームだったそうです)。

上田氏は試合中、胃が痛くなったそうですが、勝った時の喜びは言葉では言い表せられないとの事です。




ご存知、女子代表の西川ゆかりさんです。
日本では数々の優勝、アジア・パシフィックカップで連覇、ラスベガスのトリプル・クラウンでダブルスの優勝、
カナダ・ゴールデンハーベストで優勝・・・国内外で数え切れない優勝をしている誰もが認める日本の女王です。
今回は最終成績、第3位と言う素晴らしい成績でした。

日本ではスティール・ダーツで世界に通用する数少ないのプレイヤーの1人であり、
世界のダーツ・プレイヤーからも「世界にもっとも近い日本人プレイヤー」と言われてます。


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